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1月27日(月)知財・法務の観点から考える、創業期のためのビジネス展開セミナーを開催します

イベント
2024.12.11

バイオ・ライフサイエンス領域 研究者・スタートアップ企業必見!
知財・法務の観点から考える、創業期のためのビジネス展開セミナー

近畿経済産業局・INPIT-KANSAI・Nakanoshima Qross 共催(現地/オンライン ハイブリッド)!!

イノベーションの重要性が高まる中、とりわけバイオ・ライフサイエンス領域をはじめとするディープテック系スタートアップ企業においては、知財戦略やアカデミア、企業との各種契約がビジネスの成否を分ける決定的なポイントとなっています。特に近年では、バイオ×デジタル等の新領域のスタートアップの出現によりビジネスモデルも多様化してきていることに伴い、より高度な知財戦略が必要とされ、知財戦略・契約交渉等の重要性はますます高まってきています。
そこで、本セミナーではバイオ・ライフサイエンス領域での起業をめざす研究者や創業初期のスタートアップ企業等に向けて、ビジネス・知財・法務の観点から3名の専門家よりスタートアップ企業が事業を行う上でのポイント・注意点についてご講演いただきます。 加えて、INPIT-KANSAIからの施策紹介・Nakanoshima Qrossからの取組紹介の他、バイオ・ライフサイエンス領域のスタートアップ企業2社からの事例紹介を踏まえたトークセッションを予定しています。
ビジネス・知財・法務における注意点を把握いただくとともにネットワークを広げる機会として、本イベントを是非ご活用ください。

【概要】
開催日:令和7年1月27(月)14:00~17:00 (13:30受付開始) 
会 場:Nakanoshima Qross 2階 Qrossover Lounge 夢(大阪市北区中之島4丁目3番51号) 
及び オンライン配信(※ハイブリッド開催)
対象者:バイオ・ライフサイエンス領域の起業を目指す研究者、創業初期のスタートアップ企業、支援人材 等
人 数:会場100名、オンライン500名
お申込:以下のサイトよりお申込みください。(締切:1月22日(水))
https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/kansai01/form449
※オンライン参加にお申し込みの方には、前日までにオンライン参加用のURLを別途お送りします。
主 催:経済産業省 近畿経済産業局、
    独立行政法人工業所有権情報・研修館 近畿統括本部(INPIT-KANSAI)、
    一般財団法人未来医療推進機構(Nakanoshima Qross)
後 援:バイオコミュニティ関西(BiocK)
協 力:MIRACLE SCIENCE INNOVATION株式会社、NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議
問合せ:近畿経済産業局 地域経済部 バイオ・医療機器技術振興課
E-mail:bzl-kin-biomail@meti.go.jp

【プログラム】※当日予告なく変更の可能性があります。ご了承ください。
■14:00 開会
■14:10 講演1 スタートアップ企業が事業を行う上でのポイント・注意点
【1】 バイオ・ライフサイエンス領域のスタートアップのビジネスモデル
講師:京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構
ビジネスディベロップメント室 室長/特定教授 小栁 智義 氏


この領域のスタートアップは、競合他社が手を付けない初期段階かつハイリスクな製品開発を行う。起業当初にまず最終製品像を確定し、開発リスクを認識、分析する。製品開発はそれらを適切に分散、低減するための様々な非臨床・臨床試験、製造法の開発、規制対応を行う行為となる。このフローの中で長期にわたる開発を支え、販売期間の売上・利益を守る知財戦略と法務は重要なビジネスツールだ。本講演ではこの環境で開発計画を立案し、他社より早く確実に製品の概念証明(POC)に至るための事業計画の作成を目指し、情報を提供する。

【2】 バイオ・ライフサイエンス領域の創業期における知財戦略
講師:弁理士法人レクシード・テック パートナー弁理士 南野 研人 

バイオ・ライフサイエンス領域におけるアカデミアの知見を基盤としたスタートアップの起業が増加している。アカデミアにおける研究の知財化と事業における知財化との考え方の間には隔たりがあるため、起業後の事業戦略と知財戦略との違いとなり、資金調達、企業との協業等の際に問題になることが多い。そこで、本講演では、知財の基礎的な事項と、アカデミアの出願の留意事項について、概説した上で、アカデミアの皆様に知っておいて欲しい知財戦略の考え方について説明する。

【3】バイオ・ライフサイエンス領域における契約交渉成功の鍵
講師:TMI総合法律事務所 京都オフィス パートナー弁護士 小川 聡 

バイオ・ライフサイエンス領域のスタートアップにとって、製薬会社や医療機器メーカー、大学との共同研究契約やライセンス契約などの交渉は避けて通ることができない。これらの契約交渉では、産学連携における知的財産権の取り扱いや、業界特有の規制、倫理的な問題、さらには技術の事業化に向けた戦略的な対応が求められる。本講演では、契約交渉に際して留意すべき重要なポイントを、実際のトラブル事例や先輩スタートアップの経験を交えながら紹介する。

■15:10 バイオ・ライフサイエンス領域のスタートアップによる事例紹介
・リジェネフロ株式会社 事業開発部 知財マネージャー 吉田 美和 氏
・リバスキュラーバイオ株式会社 代表取締役社長 大森 一生 氏



リジェネフロ株式会社 事業開発部 知財マネージャー 吉田美和 氏
大学・大学院でバイオテクノロジーを専攻後、外資系IT企業にて勤務した後、特許事務所で主に医薬・バイオ・化学分野に関する特許案件業務に携わる。弁理士資格取得後、法律事務所にて特許侵害訴訟を含む知財業務全般に約3年間従事。その株式会社カネカ知財部にて、発明発掘、出願案件、係争事件等の知財業務全般に約4年半携わる。
その後iPSアカデミアジャパン株式会社にてiPS細胞関連技術の特許ライセンス業務等に従事した後、2022年3月からリジェネフロ株式会社にて知財業務全般を担当。

リバスキュラーバイオ株式会社 代表取締役社長 大森 一生 氏
医師として15年間勤務、その間大阪大学大学院医学系研究科内分泌代謝内科学にてPh.D.を取得。2022年9月に大阪大学微生物研究所の高倉伸幸教授の発見された血管特有の幹細胞「血管内皮幹細胞」の創薬化を目指し、リバスキュラーバイオ株式会社を設立。大阪大学発の細胞治療薬の実用化に向けて研究開発を進める。
<受賞・採択歴>起動2期、NIPPON INNOVATION TRYOUT、AMED第4回創薬ベンチャーエコシステム強化事業 等  


■15:40 講演2 INPIT-KANSAIより支援施策の紹介
講師:独立行政法人工業所有権情報・研修館 近畿統括本部 主査 野村 佑介 氏

■15:55 講演3 Nakanoshima Qrossの取組紹介
講師:MIRACLE SCIENCE INNOVATION株式会社 代表取締役CEO 宮川 潤 氏

■16:10 トークセッション:知財・法務のよくある落とし穴からスタートアップの成長を考える
登壇者(専門家):
・京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 ビジネスディベロップメント室 室長/特定教授 小栁 智義 氏
・弁理士法人レクシード・テック パートナー弁理士 南野 研人 氏
・TMI総合法律事務所 京都オフィス パートナー弁護士 小川 聡 氏
登壇者(企業) :
・リジェネフロ株式会社 事業開発部 知財マネージャー 吉田 美和 氏
・リバスキュラーバイオ株式会社 代表取締役社長 大森 一生 氏
ファシリテーター:
・MIRACLE SCIENCE INNOVATION株式会社 代表取締役CEO 宮川 潤 氏

■17:00 イベント終了後、会場内にて名刺交換・ネットワーキング

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お申込:以下のサイトよりお申込みください。(締切:1月22日(水))
https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/kansai01/form449
※オンライン参加にお申し込みの方には、前日までにオンライン参加用のURLを別途お送りします。

問合せ:近畿経済産業局 地域経済部 バイオ・医療機器技術振興課  
E-mail:bzl-kin-biomail@meti.go.jp

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