Newsニュース
2学期の終業式の午後、四天王寺高等学校の1年生6名と四天王寺中学校の3年生6名の皆さんがNakanoshima Qross(NQ)を見学されました。
まず、NQの目的や概要について、映像とスライドを使ってブリーフィングを行った後、館内の医療機関をご案内し、入居企業等(京都大学iPS細胞研究財団様、ロート製薬様、日立プラントサービス様の3社)を訪問させていただきました。その後、研究者の方々との意見交換を行いました。生徒さんが非常に興味を持って見学されていたのが印象的でした。
今回の見学により、NQが産業化の拠点として、一つ屋根の下に医療機関や企業、スタートアップ、支援機関等が集積する意義等について学習いただけたと思います。
生徒の皆さんからは「iPS細胞はもう私たちの身近な物になろうとしているのだと感じました」「研究者が偉大な発見をしても人々に届けるにはその他の医療関係者の方々や医療に関係がない企業の方々の力が必要不可欠であることが痛感させられました」「直接患者さんと関わらずとも、医療の提供を支えている方がいるということを間近で学ぶことができたのが一番大きかったと感じています」「医療を支える人達の努力を知り、自分自身の将来を見つめ直す機会を得ることが出来ました」などの感想をいただいております。ありがとうございます。
今回、初めて中高生の見学を受け入れましたが、未来を担う生徒さんに、何か気づきや感じていただくものがあったとすれば幸甚です。



